金持ち父さんのキャッシュフローゲーム101の
Big Deal 『 二世帯集合住宅 』 を徹底解剖
ここでは、金持ち父さんのキャッシュフローゲーム101のカード、Big Deal の『 二世帯集合住宅 』 を徹底解剖していきます。
『Big Deal』一覧 二世帯集合住宅(単位のない数字は$) | |||||||
カードNo. | 種類 | 価格 | 頭金 | ローン | CF | ROI | 予想売却価格帯 |
bd-09 | 二世帯 | 60,000 | 12,000 | 48,000 | +400 | 40% | 50,000~80,000 |
bd-10 | 二世帯 | 60,000 | 6,000 | 54,000 | +300 | 60% | 50,000~80,000 |
bd-11 | 二世帯 | 45,000 | 8,000 | 37,000 | +320 | 48% | 50,000~80,000 |
bd-12 | 二世帯 | 50,000 | 8,000 | 42,000 | +240 | 36% | 50,000~80,000 |
bd-13 | 二世帯 | 70,000 | 7,000 | 63,000 | +140 | 24% | 50,000~80,000 |
金持ち父さんのキャッシュフローゲーム101のカード
Big Deal 『二世帯集合住宅』概要
それでは、ここからは『集合住宅』の徹底解剖に入っていきます。
まずは、一番小さい『二世帯集合住宅』から。
金持ち父さんのキャッシュフローゲーム101においては、『 3Br/2Ba 』と同様に、このカードOppotunityのBig Deal『二世帯集合住宅』も鍵となるカードです。
その理由はやはり、The Market で売却しやすいからです。
具体的に言えば、全部で42枚ある The Market のカードのうち、10枚が 集合住宅 に関するものです。
これは、金持ち父さんのキャッシュフローゲーム101 The Market において、『 3Br/2Ba 』と並んで最も高い確率です。
その内訳は
- 1戸あたり $40,000(=$80,000)での売却が2枚
- 1戸あたり $35,000(=$70,000)での売却が3枚
- 1戸あたり $30,000(=$60,000)での売却が3枚
- 1戸あたり $25,000(=$50,000)での売却が2枚
となっています!
(詳しくは金持ち父さんのCFG101のカード The Market 『集合住宅』を徹底解剖を参照のこと)
『二世帯集合住宅』の売却益は、『 3Br/2Ba 』は大きくなりませんが、『 3Br/2Ba 』の売却と異なる利点がひとつあります。
それは、差し押さえがないということです!!
ですから、『 3Br/2Ba 』のようにせっかく購入した物件を失ってしまう(>_<)ということはありません♪
よって、安心して購入することができます。
なお、売却時にはカード『 The Market 』には『1戸あたり~』と書いてあるので、二世帯集合住宅を売却する際は、記載金額の2倍で売却することができます。
それでは、実際に各カードを見ていきましょう♪
各カード別徹底解剖!
金持ち父さんのキャッシュフローゲーム101のカード
Big Deal 『二世帯集合住宅』
二世帯集合住宅 売出し中
オーナーは医療費の支払のため、二世帯集合住宅を売らなければならない。二世帯が入居中。調査記録全部あり。よい投資のチャンス。
このカードを自分で使うか、他のプレーヤーに売ることができる。
ROIは40%、$50,000~$80,000で売れる可能性あり。
価格 $60,000 ローン $48,000
頭金 $12,000 キャッシュフロー +$400
二世帯集合住宅において、唯一、頭金が5桁の物件。
オーナーは医療費の支払のため、二世帯集合住宅を売らなければならないそうです。健康って大切ですよねぇ。。。
物件自体は、現在二世帯入居中、調査記録全部あり、ということで優良物件のようです。
さて、数字を見ていきますが、価格は$60,000と、まぁ普通です。
キャッシュフローは+$400、ROIは40%とまぁまぁの物件ですね。
『The Market』で売却する場合には、1戸あたり $35,000以上で売却できなければプラスにはなりません。
よって、計10枚ある『The Market』の集合住宅売却カードのうち、該当するのは5枚と半減してしまいます(^^;
ただし、売却できればある程度のプラスになるので、借金によってキャッシュフローがマズイことにならなければ、積極的に購入するのが良いと思いますよ♪
二世帯集合住宅 売出し中
オーナーの転勤により、願ってもない地域にある維持管理の行き届いた二世帯集合住宅が売りに出ている。人によってはすばらしい投資のチャンス。
このカードを自分で使うか、他のプレーヤーに売ることができる。
ROIは60%、$50,000~$80,000で売れる可能性あり。
価格 $60,000 ローン $54,000
頭金 $6,000 キャッシュフロー +$300
はい。オーナーが転勤しちゃいました。ってことで、願ってもない地域にある維持管理の行き届いた二世帯集合住宅が売りに出ています。
ということなのですが、この二世帯集合住宅は、Big Deal の中で、最も頭金が安い物件になっています♪
ですから、買いやすい物件ですね。
キャッシュフローは+$300、ROIも60%と、なかなかの物件です。
価格は$60,000ということで、『The Market』で売却は上の『bd-09』と同じ条件です。
ただし、頭金は『bd-09』の半分で、買いやすい設定になっていますので、買っておくのが良いと思います(^^)
二世帯集合住宅 売出し中
この投資用二世帯集合住宅には賃借人が入居中! オーナーは所得税の問題で、すぐに売る必要がある。
このカードを自分で使うか、他のプレーヤーに売ることができる。
ROIは48%、$50,000~$80,000で売れる可能性あり。
価格 $45,000 ローン $37,000
頭金 $8,000 キャッシュフロー +$320
オーナーが所得税の問題で、すぐに売る必要がある二世帯集合住宅です。
賃借人は入居中ということで、キャッシュフローは+$320発生しています。
ゲーム的には、明らかに『買い』の物件です。
なぜなら、価格が$45,000と、最も価格の安い二世帯集合住宅となっているからです。
『 The Market 』によって確実に利益が得られる上に、キャッシュフローもまぁまぁです。
ということで、借金によって毎月のキャッシュフローがマイナスとかにならないのであれば、購入しておきましょう♪
二世帯集合住宅 売出し中
子供が大きくなったので、オーナーはこの二世帯集合住宅から引っ越す。賃借人は残る。建物管理は良好。庭の造りもすばらしい。
このカードを自分で使うか、他のプレーヤーに売ることができる。
ROIは36%、$50,000~$80,000で売れる可能性あり。
価格 $50,000 ローン $42,000
頭金 $8,000 キャッシュフロー +$240
子供が大きくなったので、オーナーは引っ越すそうです。
賃借人は残る上に、建物管理は良好!!しかも、庭のつくりの素晴らしい(笑
という、この二世帯集合住宅ですが、キャッシュフローとROIはそれほど高くありませんね。
ただ、価格が$50,000ということで、比較的安くなっています。
そのため、『 The Market 』での売却益が大きくなる可能性が高いです!
よって、この二世帯集合住宅も買っておくことをお勧めします♪
二世帯集合住宅 売出し中
オーナーは医療費の支払のため、二世帯集合住宅を売らなければならない。二世帯が入居中。調査記録全部あり。よい投資のチャンス。
このカードを自分で使うか、他のプレーヤーに売ることができる。
ROIは24%、$50,000~$80,000で売れる可能性あり。
価格 $70,000 ローン $63,000
頭金 $7,000 キャッシュフロー +$140
オーナーは医療費の支払のために売る物件。二世帯が入居中で調査記録全部あり、とのこと。
内容を見てみると、まず価格が高めに設定されていますね。。。
よって、『 The Market 』での売却はなかなか難しそうです。
そして、その割にはキャッシュフローが+$140といまひとつ(>_<)
頭金が$7,000と安いのがせめてもの救いですが、出口戦略(売却)も狭い、キャッシュフローも小さい、ということで、特に買う必要はないでしょう。
手持ちの資金が余っているのであれば、購入するのもよいかもしれませんね。
総評
金持ち父さんのキャッシュフローゲーム101のカード
Big Deal 『二世帯集合住宅』各カード別徹底解剖!
総評としては、現状と物件を天秤にかけて購入するか否かを決定すべきなのが、
この二世帯集合住宅です。
『 3Br/2Ba 』と同様に、キャッシュフローは小さめですので、どちらかといえば『 The Market 』で売却をして、次の投資のための資金を作ることが主な目的になると思います。
その意味から判断すると、価格の安い『bd-11』『bd-12』は買いの物件です。
逆に『bd-13』は買う必要はないでしょう。
残りの『bd-09』と『bd-10』は微妙なところ。
キャッシュフローは、まぁまぁありますが、売却がしにくいのがネックになりますね。
借金をして、現状のキャッシュフローを減らしてまで買う必要があるのか、ということですが、もし集合住宅を一軒も持っていないのであれば、持っておくと良いかもしれませんね。
ただ、無理をしてまで買う必要はないと言えるでしょう。

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